ハードコンタクトレンズについて
コンタクトレンズと眼の病気
酸素透過率と角膜の様々な病気
角膜は眼の最も外側に存在する透明な強い膜で、コンタクトレンズと直接接触します。
角膜は外側から、角膜上皮、角膜実質、角膜内皮の三層に分かれています。
それぞれには生きた細胞が存在しているため、角膜の維持には酸素が必要になります。
人間の身体の他の細胞は、血液中の赤血球が運んできた酸素を利用します。
しかし、角膜の細胞はそれと異なり、透明性を確保しなければならないので、血管の侵入は困りますので、涙から直接酸素を吸収します。
酸素が不足すると、角膜に様々なトラブルが生じます。
例えば、角膜が炎症を起こして厚みが増すことにより見えにくくなる、角膜上皮がはがれやすくなる、そのため細菌が感染しやすくなる、角膜内皮細胞の細胞数が減少する(角膜内皮細胞は基本的に再生しません!)、角膜の中に血管が侵入する(角膜血管新生)、内皮細胞減少による失明、などの症状が起きてしまいます。
このため、コンタクトレンズを選ぶ際には、酸素の透過性が非常に重要になります。
ハードコンタクトレンズは全体的に酸素供給のメカニズムが良いのが特徴です。
コンタクトレンズとドライアイの関係
ドライアイネットワークの行った調査によると、コンタクトレンズ使用者の実に40%以上がドライアイの症状が出ていると言われています。
それには涙(水分、及び、酸素)の量が大きく関係します。
コンタクトレンズを選ぶ際は、角膜への水分の供給量の多いものを選ぶことで、ドライアイの予防につながります。
→ ドライアイについてはこちら
ハードコンタクトレンズの選び方
最も重要なことは、コンタクトレンズについて詳しい医師に相談し、
自分の身体・体質・症状を考慮に入れたうえで
適切なものを選んでもらうことです。
自分に合ったコンタクトを使用して、健康で快適な生活を送りましょう。
メーカー別 ハードコンタクトレンズのご紹介
メニコン│レインボーコンタクトレンズ│アイミー│
メニコン
遠視・近視用
メニコンZ
メニコンセレスト
遠近両用
メニフォーカルZ
レインボーコンタクトレンズ
遠近両用
ニューステージ175
コンフォクレール
レインボークレール
遠視・近視用
プロミネント
ハイサンソu
ハイサンソα
ハイサンソαT
ハイサンソZ EW
角膜不正乱視用
ハイサンソα非球面・多段カーブ
アイミー
遠視・近視用
アイミーアスフェリックUV・エア
アイミーサプリーム
アイミークリアライフ・プルミエ
乱視用
アイミーサプリーム・バイトーリック
アイミーサプリーム・フロントトーリック
遠近両用
アイミークリアライフ